シカゴ・カブスのコディ・ベリンジャーに移籍の噂が出ている。カブス専門メディア『Cubbies Crib』は6月28日、「ア・リーグの2チームがカブスを偵察中」とした記事で、「ニューヨーク・ヤンキースとテキサス・レンジャーズがベリンジャーに狙いを定めている」と伝えた。

【動画】鈴木誠也を一塁に置いた場面で、ベリンジャーが右翼スタンドに本塁打!

 現地6月28日時点でカブスは38勝45敗。ナ・リーグ中地区の最下位となっている。同メディアも「5月以降に記録した20勝32敗という成績は、カブスのポストシーズン進出の可能性を台無しにした。ワイルドカードによる希望は残っているものの、しかし厳しい現実はこうだ」とし、「たとえチームがプレーオフに進出しても、しなくても、結局は主力を放出することになりそうだ」と報じている。

「ベリンジャーは平均以上の攻撃力を持っているが、カムバック賞に輝いた2023年のような活躍はできていない」と今シーズンの成績に満足しておらず、「ベリンジャーのトレードが何をもたらすのか予測しにくいが、率直にいえば、今後数週間の活躍次第だろう」と、ベリンジャーの退団を既定路線と見る向きがある。

 ベリンジャーの退団の噂については、ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』も反応。「ドジャースはベリンジャーを復帰させるべきか?」という記事を6月28日に出した。
  ベリンジャーは17年から22年までドジャースに在籍。17年に新人王、19年にシーズンMVP、20年にワールドシリーズ優勝に貢献するも、21年に打率.165、10本塁打、36打点と不振に終わった。22年も復調せず、シーズン終了後に自由契約となっている。

 そんな古巣メディアはベリンジャーの復帰について「簡単に言えば、答えはノーだ」と表明。「復帰させる意味がない」とした。「いまのドジャースに空いている外野のポジションはない。成績を見ればアンディ・パヘスと同等で、テオスカー・ヘルナンデスやジェイソン・ヘイワードもいる」と記して、いまのチームに不要だと結論付けた。

 さらに、遊撃手のムーキー・ベッツが故障者リスト入りしていることから、「即戦力を獲得するなら、外野手ではなく、遊撃手を加えるほうがチームにとって有益だ」としている。

 ドジャースには不要だとしても、ヤンキースやレンジャーズが強い関心を示しているように、ベリンジャーの名前は米メディアを賑わせそうだ。トレード期限は現地7月30日となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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