将棋界の早指し王を決定するオリジナル対局番組の新シリーズ「ABEMAトーナメント2024」の開催にともない、将棋界のトップ棋士たち11名による“ドラフト会議”が、ABEMA将棋チャンネルにて4月27日(土)夜7:00より放送されることが決定した。

「ABEMAトーナメント2024」は、2023年4月に配信された「ABEMAトーナメント2023」に続くABEMAオリジナル対局企画の第7弾で、優勝賞金1000万を懸けて、将棋界唯一のドラフト会議を経て、決定したチームによる団体戦で争う。「ABEMAトーナメント2024」では、引き続き、最多賞、最高勝率賞、最多対局賞、予選最高成績賞、敢闘賞の5つの個人賞が贈られる。

今回も対局のルールは、羽生善治九段の着想から作られた「AbemaTVルール」で、持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなるフィッシャールールを採用しており、1対局約30分と初心者の方でも楽しみやすいスピーディーさが見どころとなっている。団体戦は3人1組を1チームとし、計12チームを4つのリーグに分け、チーム総当たりで戦い、3チームのうち上位2チームが本戦トーナメント進出となる。チームの戦いは、9番勝負の5勝先取とし、対局ごとにオーダー会議で対局者を決める方式をとっている。予選リーグは、ポイント加算/減算のシステムを採用し、1対局勝つことでプラス1ポイント、負けることでマイナス1ポイントとなり、合計ポイント数が多いチームが勝ちあがりとなる。

今回、放送が決定したドラフト会議では、リーダーとして中村太地八段と佐々木勇気八段が初参戦し、エントリートーナメントを勝ち抜いた3人を加えた総勢36名の棋士たちによる超早指しのスピード感ある対局、団体戦だからこそ生まれる棋士同士の絆で、約5カ月にわたり本トーナメントを戦い抜く。

将棋界唯一、最大規模のドラフト会議、そして優勝賞金1000万を懸けた団体戦、また新たな個人賞を目指し、棋士たちはどのように立ち向かっていくのかに注目したい。