声優の森久保祥太郎が出演する「声優と夜あそび ウォーカーズ」(毎週月〜金曜夜11:30-11:50 ABEMAアニメLIVEチャンネル)、「声優と夜あそび2023」シーズン最終週となる、3月18日〜22日放送の #190〜194では、森久保が「すべてのイロハを教えてくださった大恩人」と語る“夜あそび”初登場の渕崎ゆり子をゲストに、最終週ということで、森久保が恩師の渕崎への感謝を伝える、約20年ぶりのサシ飲みがくり広げられた。

■「すべてのイロハを教えてくださった大恩人」

森久保のデビュー作「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」で共演し、同じ事務所の直属の先輩という、渕崎がゲスト出演した本放送では、渕崎からすべてのイロハを教わったという森久保は、飲みの場で一緒になるのは約20年ぶりだというが、その月日を感じさせず、すぐに当時の関係に戻り、渕崎の飲みの場での伝説エピソードや、森久保の初々しい新人時代など、昔話に花を咲かせていく。

そんななか、渕崎から声優としての基本から業界で生きぬく処世術まで教えてもらったと明かし、「この方がいなかったら、この仕事できてないという大先輩です」と語った森久保は、渕崎がラジオ番組のディレクターに森久保を紹介したことをきっかけに、今も20年以上、続けているラジオ番組のパーソナリティーが決まったことを告白し、渕崎も「そこから20数年だもんね。人生って何があるかわからないから不思議ですね」となつかしむ。

また、渕崎が「バラエティ関係とか、トークとかもすごいじゃん! 本当に上手だなぁって思う」と絶賛した場面では、森久保は、そのラジオパーソナリティー就任を機にトーク術を勉強したことを告白する。それが今のバラエティ番組への出演につながっており、「あなたが今の僕を産んでるんですよ!」と明かすと、渕崎は「えぇ、そうなの!?」と驚きつつ、「でも、努力があったんだってすごく腑に落ちた」とチャンスをものにした森久保の努力を称えた。

さらに、森久保が自身の楽曲「Pay it forward」の制作秘話を明かす。「“Pay it forward”って、いただいたご縁とか、恩は、次の世代に託すっていう意味の英語の慣用句で、その精神を教えてくれたのが渕崎さんなんです」「そこそこ自分で食べられるようになった時、初めて渕崎さんに“ずっとごちそうになってるから、たまにはおごらせてくださいって”言ったら、“私はあなたの先輩だから、あなたに後輩ができたらそういうふうにやってあげなさい”って。すごくすてきな考え方だなって思って曲にしたんです」と渕崎の教えから作られた曲であることを明かした森久保に、渕崎は、再び「え!? 何ぃぃ!?」と驚きながらも、「うわぁ聴きたいな。後で送ってね!」とうれしそうに語る。

その後、「(役者として)一個外れた感性もあっていいけど、その前に、プロであるには、土台は社会人たれっていうのをいちばん、渕崎さんに教わったなっていう、今日は何十年越しかの告白であります」と改めて恩師へ感謝を送った森久保に、渕崎は「ありがとう。そう言ってくださって、すごくうれしい」と返しつつ、「ちゃんと私、教えてたんだ。よかった〜」と照れくさそうにほほえんでいた。

■シーズンの最終回ということで

加えて、渕崎の声優になったきっかけや、ふたりが思う今の声優業界などのトークがくり広げられ、大盛りあがりで、20年ぶりのサシ飲みは終わりの時間になる。

そして、2023シーズンの最終回ということで、最後に、この1年をふり返った森久保は、「この番組がなかったら、お話ができなかった先輩もいたし、今日みたいに改めて感謝を伝えられなかった先輩もいたし、この番組を見て、行ってたお店に行ってきましたってつぶやいてくれてる人もいたりして、それもうれしかったです。いちばん自分向きの場所を与えてもらった気がします」「数々のおいしいお酒とお料理と、おいしいお話をいただいた1年でした。『声優と夜あそび ウォーカーズ』、1年間ありがとうございました!」と視聴者や番組への感謝を述べ、番組を締めくくった。

■2024シーズンの放送は

なお、2024シーズンの放送は、4月15日(月)からのスタートとなる。

休止週となる4月1日(月)週からは、各曜日のMCが選んだ厳選回が1週間、無料配信される。ウォーカーズからは、#1〜5「岩田光央さんゲスト回」、#26〜30「草尾毅さんゲスト回」、#56〜60「佐藤拓也さんゲスト回」、#70〜74「大塚芳忠さんゲスト回」、#130〜134「白井悠介さんゲスト回」の5本が、4月6日(土)深夜0:00から13日(土)夜11:59まで無料配信される。お休み中も、人気声優たちの“夜あそび”を楽しむことができる。