JO1の川西拓実が4月1日、都内で行われた映画「バジーノイズ」(5月3日[金]公開)新入生向け講義に女優の桜田ひより、風間太樹監督と共に出席。本作での共演で桜田の魅力にハマったことを明かした。

■映画「バジーノイズ」

本作は、ビッグコミックスピリッツ連載のむつき潤による青春音楽コミックの実写化。音楽だけあればいいと思っていた清澄(川西)は、好きなこともやりたいこともなく他人の「いいね」だけを追いかけてきた潮(桜田)に出会う。

清澄の音楽に心を震わせた潮は、彼の演奏動画をSNSに投稿しバズらせる。潮に導かれバンドを組んだ清澄が、仲間と音を創り出す喜びに目覚めた時、突然、潮が姿を消した。心に空洞が空いた清澄を、音楽はさらに新たな道へ導こうとしていた。

■桜田ひより、「川西さんの人生って夢がある」

この日は、映画業界を目指す学生も多いデジタルハリウッド大学の新入生およそ320人のもとに風間監督が登壇し、サプライズで川西と桜田が登場。新入生からは驚きの声が上がった。

イベントでは、新入生も巻き込んで桜田考案の「ドキドキクイズ」をアレンジした「ドキドキクエスチョン」にチャレンジ。このゲームは物事に対してせーので意見を言うもので、それぞれがフリップに回答を記入した。

「川西主演の映画を撮影するとしたら、どういう映画?」という質問に桜田は「人生」と回答。桜田は、共演するにあたり川西のことを調べたと振り返り「川西さんの人生って夢がある。兵庫県で生まれて育って、働いて、そこからオーディション番組に出て、いまやここですから。本当にまるで絵に書いたような、夢のような…波がある人生はすごく素晴らしいですし、絶対映画にした方がいいと思います」と熱く語った。

川西は「野球」と答え、「3歳ぐらいから野球をやっていて、15年ぐらいやってきているんです。人生の中で一番長くやったのが野球」とコメント。「野球にまつわるものができたらうれしいな、という気持ちを込めて」と声を弾ませた。

■川西拓実、推しは桜田ひより

また、「推し」を答える場面で桜田は「愛犬」と告白。「とってもかわいくて、いつもお仕事から帰ってくるとかけよってきてくれるんです。それが毎日の癒やしになっています」と笑みを浮かべた。

一方で川西は「桜田ひよりさん」と回答。桜田が驚く中、川西は「真剣ですよ!」と口にし「今回初めて共演をさせていただいて、本当に桜田氏の魅力にどっぷりハマっちゃいまして。これからも応援し続けます」とにっこり。

桜田は笑いながら「ありがたいです」と答えるも、川西は「でもちょっと片思い…」とツッコんだ。桜田は「そうですね。ちょっと片思い。1番は愛犬でした。2番目でもいいですか?推し2」と質問。川西は「2番目でもいいです。うれしい」と笑顔で反応した。

人生で推しがいたことがないという風間監督は「自分への期待も込めて、そしてひよりさんの代わりということで拓実です」と回答。川西と桜田は「お〜!」と声を上げ、川西は「うれしすぎる!」と喜び、桜田は「一方通行じゃないですか(笑)」と自分たちの答えに笑っていた。 

◆取材・文=山田果奈映