赤楚衛二が主演を務める木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は夜10:00-11:09)の第1話が4月11日に放送された。ドラマの終盤、激しい怒りをあらわにする赤楚の芝居に視聴者から多くの反応が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)

■「Re:リベンジ-欲望の果てに-」とは

同作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐(ふくしゅう)心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。

主人公の天堂海斗が、父親の事件をきっかけに巨大病院の権力争いに立ち向かう物語が展開していく。

また、巨大病院「天堂記念病院」の理事長の息子・天堂海斗役を赤楚、心臓血管外科の医師・大友郁弥役を錦戸亮、海斗の父親で天堂記念病院の理事長・天堂智信役を光石研、海斗の叔母で天堂記念病院の院長・天堂市子役を余貴美子、海斗の恋人で天堂記念病院の看護師・朝比奈陽月役を芳根京子、市子の息子・天堂佑馬役を青木柚、天堂記念病院の外科部長・鮎川賢二役を梶原善、智信の秘書・高村実役を利重剛、海斗に思いを寄せる出版社の記者・木下紗耶役を見上愛が務める。


■人間の欲望がむき出しになっていくリベンジサスペンス

日本屈指の巨大病院・天堂記念病院。その理事長・天堂智信の息子である天堂海斗は、病院や父を嫌悪し、新栄出版で働いていた。ある日、海斗は恋人の朝比奈陽月にプロポーズしようとしていたが、智信が倒れたと連絡が入る。

陽月は心臓病を患っている妹の朝比奈美咲(白山乃愛)の面倒を見ながら、天堂記念病院で看護師として働いていた。そんな陽月の病棟へ新任の医師・大友郁弥がやって来る。大友は過去に多くの実績を残した心臓血管外科の名医だった。

一方、海斗は智信の意識が戻ったと連絡を受けるが、その表情は晴れない。婿養子ながら理事長まで上り詰めた智信は、海斗の母親が死んだ後、その椅子を守るために変わってしまったのだ。そして、海斗の伯母であり院長の天堂市子は、智信は次の理事長選で勝つために海斗を利用していると海斗本人に告げる。

容態が急変した後、郁弥の緊急の処置によって容態が安定した智信だった。ところが病室で寝ている智信の元に不審な人物が現れる。



■赤楚の迫真の芝居に絶賛の声

ドラマ終盤、葬式の場面で海斗が市子に対して怒りの感情をぶつけるシーンに、SNSでは視聴者から「こういう赤楚くんが見たかった」「荒れ狂う赤楚くんいいな」「怒りの演技最高」「心が揺さぶられる」など、赤楚の迫真の演技を絶賛する声が多く寄せられた。

また物語の冒頭、大友が登場したシーンでは「錦戸クソかっこいい」「大友先生きたーーー!」「亮ちゃんヤバイ泣きそう」といった投稿が目立ち、重厚感のあるリッチな映像に関しては「映画みたい」「引き込まれる」、予想のつかない展開に「みんな怪しい」「誰も信用できない」、エンディングではStray Kidsの新曲「WHY?」の感想が盛り上がるなど、放送開始から終了まで視聴者の反響が多く、X(旧Twitter)では「#Reリベンジ」が見事トレンド1位を獲得した。今後、どんな展開を見せるのか第2話以降も楽しみだ。

◆文=奥村百恵