日本で女性初の弁護士と裁判官になるヒロイン・寅子の人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。5月1日放送の第23回では、寅子のピンチを救った新聞記者・竹中の活躍が話題となっている。

寅子(伊藤沙莉)に父・直言(岡部たかし)が関わったとされる「共亜事件」の弁護士たちを紹介する教授の穂高(小林薫)。寅子は新聞記者に事件の記事を書くよう依頼するなど奔走するが、その最中に怪しい男から脅され、仕方なく穂高たちに後のことを任せることに。

ついに第1回公判が始まるが、厳しい取り調べがフラッシュバックした直言は退廷してしまう。しかし、寅子が襲われたことを知った直言は、覚悟を決めふたたび法廷に立つのだった。

今回の放送では、帝都新聞の記者・竹中(高橋努)が、事件に関わる寅子を脅しにきた悪漢を追い払うシーンが描かれた。また、直言に対し「また足突っ込むぞ娘さん。あんたがそんなんじゃ、また襲われるぞ」と言葉をかけるシーンも。

以前は寅子のことを面白おかしく記事に書いたこともある竹中だけに、SNSでは「竹中ナイスアシストー!」「竹中、あれきりじゃないと思っていたぜ」「一気にサスペンス感。竹中強い」など称賛の声が相次いでいる。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。5月2日放送の第24回では、直言は寅子に応えるべく、真実を口にする決意を固める。

文/つちだ四郎