生見愛瑠が主演を務める新火曜ドラマ「くるり〜誰が私と恋をした?〜」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第2話が4月16日に放送された。宮世琉弥演じる律がふりまく年下男子としての魅力の裏に隠された素顔に視聴者の悲鳴が殺到。「怖いけれど好き…」という危険な香りに魅了される視聴者も続出した。(以下、ネタバレを含みます)

■“恋の相手”と“本当の自分”を探すラブコメミステリー

同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。緒方まこと(生見)は、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。しかし、桜の舞うある夜に事故で記憶喪失になってしまう。

記憶を失い“くるり”と世界が一変したヒロインが、不安と同時に自分らしさから解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして本当の自分らしさを探していく。

■指輪がピッタリとはまる元カレ・男友達・運命の相手を演じるのは…

恋の四角関係を繰り広げる男性キャストとして、自らを“元カレ”と語る西公太郎役の瀬戸康史、自らを“唯一の男友達”と語るまことの同僚・朝日結生役の神尾楓珠、自らを“運命の相手”と語る板垣律役の宮世が出演。

年齢もタイプも異なる3人だが、唯一の共通点は、記憶を失ったまことの自分探しの手掛かりとなる指輪がピッタリとはまること。物語が進むにつれて、3人との関係性だけでなく、まこと自身も変化していく。

また、記憶を失くしたまことの初めての友達・平野香絵役で丸山礼、まことが通う「井口メンタルクリニック」の医師・井口太郎役を肥後克広、そのスタッフで太郎の妹・井口千草を片平なぎさが演じる他、高野洸、小日向ゆか、村方乃々佳、ともさかりえ、菊池亜希子ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。


■年商20億の起業家で“最強年下男子”律

第1話の終わりに登場した板垣律のサイコパスぶりが反響を呼んだ第2話。冒頭では名刺から、大学在学中に起業し、アプリ制作会社でCEOを務める年商20億の男であることが明らかに。これにSNSでは「ハイスペ律くん」「かおもカッコよくて仕事もできちゃってハイスペック男すぎ」といった声があがった。

しかし、後に元カレである公太郎のフラワーショップを調べ上げ、実際に足を運び、真っ赤なバラの花束を買い上げるシーンが描かれると「こわすぎる」「えぇやばい CEO板垣さん」「なに、ストーカー?怪しいパートすぎる」「おいおい、影ありすぎ律くん」「元カレ君は逃げた方がいいんじゃないだろうか。別の意味で」といった恐怖の声が。

それでも律の魅力の粘力は強いようで、まこととのディナーのシーンでは「律くん、やばいほどカッコよすぎる」「かわいいかわいい×5億で大好き無理」「花束かかえてる律くん王子様ビジュすぎ」「年下のかわいさ最大限に使ってる!!! 罪っ!!」「年下りつあざといかわいい」「こりゃあハマるわ」「律くんのころころ変わる表情ほんとに飽きない」「大人っぽくもあってかわいくもあってなんなのっ!!」「とにかくかわいいですね最強年下男子だ」といった声が続出。

「ちょっとずつ好きになってくれればいいよ。バラも俺も」とはにかむ姿には「いやん」「言われたいです」「あー、ほんましぬ」「もうすきですけどもー」「あかんちょっと映っただけで呼吸忘れるのに映る時間長すぎて普通に酸欠」など、心をつかまれたファンの興奮の声が並んでいた。

■すべて自作自演…謎多き律に悲鳴

しかし、律と松永(菊池)のつながりが明らかになったことで、視聴者の黄色い歓声は再び恐怖の悲鳴へと変わることに。まことの会社に派遣社員として勤めていた松永に報酬を払って、退社時間などを教えてもらい運命の出会いを演出していたのだ。

「完璧。子供を助ける年下男子との出会い?しかも運よく犬が通ってくれて。犬にも優しいなんて尊い!って絶対思ったね」と自信満々に酔いしれる律にSNSでは「えまって嘘でしょwwwwwww全部自作自演wwwwwww」「ガチか、作戦?え?鳥肌」「子供をお金で動かすなんて酷」「律くんやばすぎwwwwwwwww」「全部ヤラセ!?」「まさかの全部意図的!!!???前からの知り合いだったの!は!!!??????????え!!??????意味わからん!!怖っ!!」「律くん闇深〜!怖〜!」と恐怖の悲鳴が殺到。

一方で「律くんが怪しい男すぎて好きですねぇ」「サイコパス感強くてしんでしまう」「サイコパスみの強いりゅびもすきです」「悪い、板垣律、悪いよ!!!でもその悪い顔、めっちゃ好き………」といった声もあり、危険な香りにやみつきになっている視聴者も。まだ第2話ながら、早くも律の魅力が存分に発揮される結果になった。

◆文=KanaKo