篠原涼子とバカリズムがW主演を務めるドラマ「イップス」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系)の第2話が、4月19日(金)に放送される。

■絶不調バディが事件を解決していくミステリーコメディー

“イップス”とは、心の葛藤が筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。

本作は、小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。

そして、今作でバディを組む篠原とバカリズムは、映画「ウェディング・ハイ」(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初。そんな2人が、イップスを抱えてもがきながら、時には助け合いながら謎を解き明かしていく。

■「イップス」第2話あらすじ

第2話は――

“書けなくなった”ミステリー作家・ミコは、“解けなくなった”警視庁捜査一課の刑事・森野に、「小説にしたら面白そうな事件があれば教えて欲しい」と頼む。サウナ施設で起きた殺人事件の現場に立ち会った際に、久しぶりに小説が書けそうな気がしたという。

そんな中、森野は後輩刑事の樋口一之(矢本悠馬)から、事件現場に来るよう連絡を受ける。とりあえず現場へと向かう森野だが、どうしても規制線の中に入ることが出来ず、カラオケボックスに逃げ込んでしまう。偶然同じ店を訪れていたミコは、森野の姿を見つけ、一緒にカラオケをすることに。

同じころ、ミコたちと別の部屋では、過激な企画で人気のコンビインフルエンサー「悪童エクスプレス」の“よっちゃん”(藤原季節)と“チョロ”(細川岳)が、緊急生配信を行おうとしていた。チョロは、企業ウケしそうなネタばかりやり始め、ついにはヤラセにまで手を染めたよっちゃんに不満を抱いており、生配信の中でヤラセのことを告白するよう、よっちゃんに約束させていた。

そんなチョロのことが邪魔になったよっちゃんは、自殺に見せかけて彼を殺そうと計画。生配信中に酔って具合が悪くなったチョロをトイレに連れて行き、ある方法で殺害する。そしてよっちゃんは、「チョロが自殺した」と生配信で報告する。

――という物語が描かれる。

■「クスッとじゃなくて声出して笑っちゃう」予告動画に反響続々

公式ホームページなどで公開されている予告動画は、カラオケのトイレで起きた殺人事件の映像とともに、「すごくない? この間のサウナに続きまただよ。首つっこんでいい?」と、ミコが興味津々な表情で森野に詰め寄る場面からスタート。

また、ミコと森野が2人でカラオケで熱唱してい姿が映し出され、「おふたり付き合ってらっしゃるんですか?」という警察官の問いかけに「付き合ってなくたってカラオケくらい来るでしょ?」と諭すミコと、「そういうこと。」と不敵な笑みを浮かべて付け足す森野のほっこりシーンも。

さらに、第2話でも“絶不調バディ”の2人が犯人を追い詰めていこうとするも、「トイレ見たら、トイレ行きたかったこと思い出しちゃって」と、事件そっちのけでトイレを探し求める森野など、事件を解決しながらもコメディー要素がたっぷりの予告映像となっている。

第2話放送を前に、SNS上では「すてきなコンビ!」「テンポ感良すぎてあっという間に見終わってしまう」「最初に犯人予告しちゃうスタイル新しすぎるw」「気を張らずに見れる感じがありがたい!」「クスッとじゃなくて声出して笑っちゃう」などの声が上がり、話題となっている。