俳優の米倉涼子が5月4日、神奈川・赤レンガパークで行われた「第2回横浜国際映画祭」のレッドカーペットに登場。現在、チャレンジしていることを明かした。

■アンバサダーとしてレッドカーペットに登場

「日本屈指の港町にして文化芸術の町である横浜にて、映画と横浜の魅力を国内外に発信する」ことを目的に立ち上げられた同映画祭のアンバサダーを務める米倉。

鮮やかなブルーのドレスからデコルテと美背中をのぞかせながら登場すると、来場客の拍手と報道陣によるシャッター音が鳴り響く。

壇上から周囲を見渡すと「すごいたくさんの人でびっくりしています」と目を見開き、「第2回横浜国際映画祭、開催おめでとうございます。私もこのような盛大なイベントのアンバサダーを務めさせていただくことは、とても光栄でうれしく思っております。お天気が良くて本当に良かったですね」と笑顔を浮かべた。

その後、上映作品を代表した多くの俳優陣がレッドカーペットに登場。大いに盛り上がったイベントの終わりには、米倉が再び登場し、取材に応じた。

■デートとか映画に行ったり…横浜の思い出を語る

レッドカーペットを終えた感想を聞かれると、米倉は「いつもはレッドカーペットを歩く時って緊張するんですけど、今回は横浜らしい港の前のレッドカーペットで、すごくさわやかな気持ちでうれしくなりました」と充実の表情。

ブルーのドレスについては「ちょっと海っぽく、港っぽく」と選んだ理由を明かした。

横浜市出身の米倉は、思い出を聞かれ「山下公園とか赤レンガ倉庫とか、そういうところは物心がついた時に、デートとか映画に行ったりとか、ボウリングをしようとかお買い物に行こうとか、すべて『横浜に行こう』というのが当たり前でした」と回答。

さらに、横浜国際映画祭について「この映画祭はまだ出来上がったばかり。この映画祭がさらに盛り上がって、今後、日本の代表になるような映画祭になることを期待していますし、私自身も俳優として、出展できるような作品に関われたらいいなと、これからも精進していきたいなと思っております」と語った。

また、今後チャレンジしたいことを尋ねられると「私、だいぶ元気になったんですけど、チャレンジすることを今まではがむしゃらにやり過ぎていた」と吐露。

続けて「次のチャレンジに行くために、自分のベースをちゃんと作って生き直したいなって。我慢をチャレンジしているというか、自分作りにチャレンジしている」とし、「私、泳げないんです、実は。けど、ビート板とかを使って泳ぐ練習をしてみたりとか、今、体作りをチャレンジしています」と打ち明けていた。

◆取材・文=山田健史