想像を超える大ブレイク

ポルトガル1部で1年目からの大ブレイクを予感していた人がどれだけいただろうか。

今季ポルトガルの名門スポルティングCPで大活躍しているのがスウェーデン代表FWビクトル・ギェケレシュだ。

18日に行われたボアヴィスタ戦で3ゴール1アシストを記録したギェケレシュは、これで今季全コンペティション合わせた成績は36ゴール14アシスト。合計50ゴールに関与したことになる。

情報サイト『Transfermarkt』によれば、これは欧州主要10リーグでプレイする選手の中では最多だ。もちろんリーグレベルには差があり、出場試合数にも違いはある。とはいえ、ギェケレシュの数字が見事なのは確かだ。

2位はバイエルンFWハリー・ケインで49ゴールに関与、3位はパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ(46ゴール)、4位がPSV所属FWルーク・デ・ヨング(45ゴール)、5位はマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド(35ゴール)と続く。

何よりギェケレシュは昨季コベントリーの一員としてイングランド2部でプレイしていた選手だ。コベントリーで通算116戦43ゴールと活躍したことからスポルティングに引き抜かれたわけだが、ほとんどトップリーグでプレイしたことのなかったギェケレシュがいきなりポルトガルの名門で大爆発とは驚きだ。

すでに5大リーグのビッグクラブが関心を示していて、さらなるステップアップの時は近い。