生産性は評価に値するか

今季アトレティコ・マドリードからバルセロナにレンタル移籍しているジョアン・フェリックス。今季35試合に出場し、9ゴール6アシストを記録している。

全試合を通して15ゴールに直接関与しているフェリックスだが、2024年に入ってからは出場時間が減っている。

1月からの全公式戦で、フェリックスが先発出場したのはわずか6試合。約3カ月間でのプレイ時間は509分と十分ではない。しかしこの条件下でもフェリックスは3ゴール2アシストとしっかりと結果を残す活躍を見せている。

『MARCA』によるとフェリックスのラ・リーガでのプレイ時間は全体の49%に留まるが、バルセロナのゴールの約14%の関与しているという。

十分な出場時間を確保することに越したことはないのかもしれないが、自分がもらったチャンスで最大限に近い力を発揮し続けているフェリックスは評価に値するだろう。今後約2カ月でどれだけ結果が伸びるのか楽しみだ。