今季は公式戦42試合に出場

コロンビア代表ルイス・ディアスは、2022年1月にポルトからリヴァプールに加入した。ディアスは、ボールを保持した時の推進力とスピードを武器に加入後すぐにチームにフィットし、レギュラーになった。昨季は怪我の影響もあり公式戦21試合の出場に留まったが、今季はプレミアリーグで首位を争うリヴァプールで公式戦42試合に出場し、チームには不可欠な存在だ。

そんなディアスだが、リヴァプールはオファー次第では同選手の売却も辞さないという。英『90 MIN』が伝えている。

今季プレミアリーグは、エヴァートンとノッティンガム・フォレストの2チームに財務規定法違反で勝ち点の剥奪処分を課した。そのためプレミアリーグのどのクラブも財政健全化の必要性を認識しており、リヴァプールもその傾向が強くなっているという。リヴァプールはディアスの移籍金を7500万ポンド(約145億円)と設定しているが、同選手との契約年数が3年を切ることから、同クラブは今夏がこの移籍金で売却できる最後のチャンスと考えているようだ。

現在、ディアスに興味を示しているというクラブは、パリ・サンジェルマンとバルセロナの2クラブだ。

首位争いをするリヴァプールには時期尚早の移籍の噂だが、最近代理人がディアスの元を訪れたという。訪問の目的は不明だが、気になる動きではある。