ベン・イェデルとの息の合ったプレイを何度も見せた

フランス、リーグアンのASモナコに所属する南野拓実が、第32節クレルモン戦で今季9ゴール目を記録した。

この試合、南野は先発出場。そして16分に貴重な先制点を奪った。南野はペナルティアーク付近でこぼれ球をうまくトラップすると、右足のインステップで狙いすましてシュート。ボールは弧を描きながらゴール右上に吸い込まれた。

また南野は89分に途中交代するまで攻守に渡り躍動する姿が目立った。先制点を奪った直後には、相手のカウンターによるピンチを招き、それを南野がゴール前まで全速力で戻りボール奪取。ほかにもチャンスと見るなり積極的にシュートを放ち、チームに勢いを呼び込むプレイを見せた。

そして87分には、チームのエース、ウィサム・ベン・イェデルの2ゴール目をアシスト。彼の1点目も南野が送ったスルーパスが起点となった。

試合は4−1でモナコが勝利し、パリ・サンジェルマンに次いで2位をキープ。今季は残すところ2試合、南野は最後まで好調をキープできるだろうか。彼のリーグアンでは初となるシーズン2桁ゴールにも期待がかかる。