プレミア初のモザンビーク出身選手に?

今季はヨーロッパリーグへの出場圏内にも入れず、新オーナーの意向もあって来季は大幅なチーム刷新が予想されているマンチェスター・ユナイテッド。補強が必要と思われる箇所はいくつか思い当たるが、左サイドバックは緊急性が高いポジションの1つかもしれない。

ルーク・ショーは実力者だが離脱が多く、タイレル・マラシアも今季のほとんどを棒に振った。エリック・テン・ハーグ監督はディオゴ・ダロトやアーロン・ワン・ビサカを左で起用し急場をしのいでいたが、思ったように結果が出ていない。

英『THE Sun』は、アトレティコ・マドリードの30歳レイニルド・マンダバに狙いを定めていると報じている。このモザンビーク代表DFはアトレティコとの契約があと1年となっていることに加え、昨年11月に負傷から復帰してから主力となりきれておらず、安価で獲得できることが理由のようだ。価格は800万ポンドほどであると伝えられた。

主力として獲得するとは思えないが、リーグ・アンのリールではタックルやインターセプトに卓越した才能を見せたこともあり、バックアッパーとしては上々の補強となるだろう。しかしアストン・ヴィラも同選手を狙っているとも伝えられており、CL出場が現実的なアストン・ヴィラのほうが移籍先として魅力的であると判断される可能性もある。

なお、レイニルドのプレミアリーグ挑戦が決まれば、プレミア初のモザンビーク出身選手となる。