世界屈指のレジスタに

退団したマルセロ・ブロゾビッチに代わり、インテル不動のアンカーとなったMFハカン・チャルハノール。今季はリーグ戦で13ゴール3アシストの成績を残して優勝に貢献しており、ブロゾビッチとはまた異なるアンカーだ。

その役割をチャルハノールに任せ、機能させた指揮官シモーネ・インザーギの手腕も見事だろう。チャルハノールは守備意識も向上していて、現世界トップクラスのレジスタとなっている。

伊『sky Sport Italia』によると、チャルハノールも30歳で迎えた今季が自身最高のシーズンだったと振り返る。指揮官のインザーギとは友達のような関係を築いているとも語っていて、指揮官ともかなり柔軟なコミュニケーションが取れているようだ。

「インザーギと僕たちの関係は、どこか友達のようだね。彼は僕たちの監督ではあるけど、いつでも僕たちに対してオープンで、いつも話し合ってくれるんだ。試合の前はいつもより興奮しているけど、全体的には落ち着いている人だよ。今季は僕のキャリアの中で最高のシーズンだったと思う」

来季もチャルハノールは重要戦力だ。チャルハノールほどチャンスメイクできるレジスタは限られており、代わりとなる選手は見つかりそうにない。