大田原市を流れる清流・那珂川の観光やなで、1日のオープンを前に関係者が出席して30日、開店披露式が行われました。

1日から営業が始まるのは、大田原市黒羽向町の「黒羽観光やな」です。30日の開店披露式には、大田原市長でやなを営業する黒羽観光簗漁業組合の相馬憲一組合長をはじめ、関係者が出席しました。式の後、出席者たちは塩焼きや釜めしなどで、今年のアユを堪能しました。

施設では、新型コロナウイルスなどの感染症対策として、今年もおよそ350席を170席ほどに間引きし、間隔を十分に取って営業します。

組合によりますと、去年はコロナによる行動制限が緩和されたことなどで、来場者は年間およそ2万8千人と、コロナ禍前の水準に戻ったということです。今年は、さらに15%程度の増加を期待しているということです。

「黒羽観光やな」は、1日から営業が始まり、8月1日からやなが仕掛けられ、11月15日まで営業を予定しています。