もうすぐゴールデンウィークです。円安に物価高もあって、海外旅行は「近場」が人気の旅行先となっています。  HISが毎年発表しているゴールデンウィークの海外旅行の予約状況で、1ドル109円台だった2018年は、1位ホノルル、2位ソウル、3位台北、4位グアムでした。  2024年は、ホノルルが3位、グアムは8位と順位を落としました。代わりにソウルが1位、台北が2位、プサンが5位などと、近場がランクアップしています。  円安だけでなく物価高も追いうちとなっています。  旅行アナリスト・鳥海高太朗さんによりますと、円安によるホテル代や滞在費の上昇に加え物価高もあり、欧米への旅行費用はコロナ前と比べると1.5倍から2倍になっているということです。  2021年の旅行では食費など含めて10万円で済んでいたものが、現在は17万円ほどになるという試算もあります。