中部経済産業局は17日、2月の実績を踏まえた管内の経済動向を発表し、生産の判断を2カ月連続で「弱含みになっている」としました。  自動車など輸送機械の生産は、能登半島地震やダイハツ工業などの認証不正問題の影響が続き、生産指数が1月に比べてさらに2.3%のマイナスとなりました。  3月以降については生産再開が進んでいることから回復が期待されるということです。  個人消費は「持ち直している」とし、円安を追い風にインバウンド消費が好調で、百貨店でのバッグや時計など高額品の免税売り上げが伸びているということです。