愛知県豊橋市の60代の女性が金融機関の職員などを名乗る男らから20回にわたる振り込み依頼を受け、現金1700万円以上をだまし取られました。  警察によりますと、5月7日、豊橋市の60代の女性のもとに年金事務所の職員を名乗る男から「年金の払い戻しがある」などと連絡がありました。  その後、金融機関の職員を名乗る男から連絡があり指示に従いATMを操作しましたが、振込後も男らから「手続きがうまくいかなく承認されなかったので、もう一度手続きをさせて欲しい」と何度も連絡がありました。  女性は5月7日から14日にかけて合計20回振り込みをし、被害額はおよそ1731万円に上りました。  その後女性は、男から「新しい通帳を持っていく」と連絡があったにも関わらず指定された日時に訪問が無かったため、金融機関に連絡したところ騙されていたことに気付いたということです。  警察は「『お金を返すからATMに行け』は詐欺です」と呼びかけています。