中野区は6月15日から、「世界難民の日」に合わせた特別企画を開催する。(中野経済新聞)

 (関連フォト)国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と国連開発計画(UNDP)の共同セミナーも開催

 国連が毎年6月20日に定めた「世界難民の日」は、紛争や迫害から逃れることを余儀なくされた人々の苦境に立ち向かう勇気をたたえる日。同区では、難民を含めて誰一人取り残されることなく、「誰でも・どこでも・いつでも」安全を求める権利を得ることができるように、6月20日まで中野区役所をブルーにライトアップするほか、区役所1階には「東京2020オリンピック・パラリンピック」で結成された「難民選手団」のパネルを展示する。

 6月15日の午前中には区役所1階「シェアノマ」で「なんみんとつながるDays 2024」と題し、「もし自分が難民になったら」をテーマに体験型ワークショップを開催。同日午後には国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と国連開発計画(UNDP)が共同で、「ビジネスの視点から難民問題へアプローチ」するセミナーとワークショップを開催する。

 区役所のライトアップは17時〜21時30分。セミナー参加方法などは中野区のホームページで確認できる。