芸能活動休止中の歌手・氷川きよしが所属していた長良プロダクションから独立したことを27日に同社のホームページで発表した。

 氷川は同社ホームページで「この度、氷川きよしは、24年間にわたりお世話になりました株式会社長良プロダクションから独立して、新たに活動をしていくことになりましたので、ご報告申し上げます」と独立を発表。

「右も左もわからないデビュー当時からお仕事のチャンスや、ご指導を頂き、支えて頂いた、株式会社長良プロダクションの皆様には感謝の念に堪えません」と感謝の意を示した。

 また「今後につきましては、あらためてご報告を致しますが、現在、活動再開に向けての準備をしているところです。引き続き、初心を忘れず、自分らしく、歌い続けていきたいと考えております」と活動再開について示唆。

「新たなスタートとなり、決して生やさしい道ではございませんが、復帰を待ち続けてくださったファンの皆様、これまでお世話になった関係者の皆様のお気持ちにお応えするためにも、新しい氷川きよしの世界を披露できるように精進して参ります」と決意を示した。

 長良プロダクションも「この度、氷川きよしは2024年3月31日をもちまして弊社より独立致しましたことをご報告申し上げます」とし、「弊社も氷川きよしが新たな挑戦を成功させることを願っております」とコメントしている。

 氷川は2000年2月に「箱根八里の半次郎」でデビュー。以降、〝演歌界のプリンス〟として活躍し、06年に「一剣」で日本レコード大賞を受賞した。NHK紅白歌合戦にも23回出場。近年は演歌のみならず、「限界突破×サバイバー」などロック調の楽曲にも挑戦した。2022年12月31日をもって歌手活動を休止し、充電期間に突入していた。