作家でタレントの乙武洋匡氏(48)が5日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。落選に終わった衆議院東京15区補欠選挙について語った。

 今回の選挙では、つばさの党による選挙妨害ともとれる行為が問題に。候補者は街頭演説の日程を非公表にするなどの対応を強いられた。乙武氏は「本当にに悔しかったのが、自分たちの演説を邪魔されたことだけじゃなく。有権者の方は大切な一票をだれに託すか決めるために主張を聞きに行きたいわけですよ。それが妨害されるのは有権者の方の権利が妨害されている。それが許せない。申し訳ないなという気持ちでいっぱいです」と胸の内を明かした。

 妨害行為により選挙中は不眠に悩まされた。「あの大音量毎日聴かせられると寝れないですね」と苦労を振り返った。

 選挙への再挑戦を問われると、明確な答えは出さず「ありがとうございます」と返答。一方で「お金がもうないですね」と本音をこぼし苦笑いを浮かべていた。