お笑い芸人の小籔千豊が10日、関西テレビ「とれたてっ!」に出演。ドジャース・大谷翔平投手の妻・真美子さんのファッションを深掘りしようとした同番組に苦言を呈した。

 番組では大谷とともに出席したチャリティーイベント「ブルーダイヤモンド・ガラ」(日本時間3日)での真美子夫人のコーディネートを紹介。米ニューヨーク発の「エリー・タハリ」というブランドのもので、お値段はブラウスが498ドル(約7万6000円)、パンツは398ドル(約6万800円)だという。

 番組ではこのファッションセンス&お値段を「絶妙だ」と絶賛したが、小籔は話に割って入り「こんだけ褒めてることも、この人らの首絞めてることになってるんですよ!」とピシャリ。

 続けて「奥さんが『とれたてっ!』見てるはずないですよ。でも、これを回り回って聞いた時に『絶妙や』って言われたら、『あの30万円のやつ、めっちゃカワイイな…でも、こないだ絶妙と言われたから』とか『これ買おうかな、8000円。いや絶妙と言われてたから』って一生、6万〜7万の間ずっといかなあかんことになりますよ」とまくし立て「5000円だろうが、100万だろうが奥さん、好きなもん買いなはれ! それだけの話!」とカメラ目線で呼びかけた。

 さらに、MCが「その際に真美子夫人がつけていた指輪を買取業者に鑑定してもらった」と告げると、小籔は「はあ〜出た」と大きなため息をつき「よろしいねん! よその奥さんの指輪の値段って、近所でそれ言うてるオバハンおったら『あの人、ヤラシいな。他人の指輪の値段ばっかり言うて』って(なる)。近所やったら嫌われることを、堂々とカンテレはテレビでやりまんねん!」と厳しく批判していた。