MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、「10人のルーキーが最高のスタートを切る」というタイトルの特集を掲載。カブスの今永昇太投手(30)がランクインしたが、ドジャースの山本由伸投手(25)は外れた。

 今永は打率4割5厘、4本塁打、15打点をマークし、15日(同16日)に発表されたア・リーグシーズン第3週の週間MVPに輝いたコルトン・カウザー外野手(24)に次ぐ2番目に紹介された。「5300万ドル(約77億円)の男はこれ以上ないほどの良いスタートを切った。このサウスポーは3回の登板を通じて16三振、わずか2四球を記録し、いまだに自責点がない」とし、破壊的なスプリッターで打者を圧倒していると称賛した。

 一方、山本の選外の理由も掲載。「このリストに載っていないのは最も年俸の高いルーキーである山本由伸だ。ドジャースの右腕は4試合に先発し、4四球に対して21奪三振という驚異的な成績を残しているが、まだ6回まで投げておらず、防御率4・50となっている」と説明した。

 今永はここまで3試合に先発して2勝0敗、一方の山本は4試合で1勝1敗。シーズンは始まったばかりで、新人王争いからも目が離せない。