ボートレース桐生の「第27回東京スポーツ杯」は17日、準優勝戦が行われた。

 鈴木孝明(25=埼玉)は5号艇の準優10R、6コースからの単騎ガマシを選択。スリットではややのぞくも5コースの片橋幸貴にブロックされると最内差しに切り替えて2着を確保。優出を決めた。

 予選での動きは目立たなかった71号機だが、準優はスリット近辺で優勢。「直線に寄せました。今の足は伸び寄りで、押し感もあります」と納得の表情で明かしたように底上げにも成功した。

 2024年後期勝率は17日現在で5・67。「直近でのA1昇格は間に合わないですが、次は絶対A1に昇格したいです。優勝戦もいい結果を出して今後に弾みをつけたいと思います。先輩の胸を借りるつもりで迷わず行きます」と気合十分。優勝戦も大外から見せ場をつくる。