新日本プロレスは5月11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア州オンタリオ大会で海野翔太(27)がIWGP世界ヘビー級王座(現王者はジョン・モクスリー)に挑戦することを発表した。

 団体最高峰王座は12日(日本時間13日)の米シカゴ大会で内藤哲也がモクスリーに敗れたことで米AEWに流出した。試合後のリング上でモクスリーは海野との師弟対決を熱望したが、「ハウス・オブ・トーチャー」の成田蓮が襲撃し〝横入り〟。5月4日の福岡国際センター大会での挑戦が決定した。

 一方で海野も「成田連を潰してください。その次は俺があなたに挑戦します」とモクスリーにアピール。これを受け、福岡決戦の勝者にカリフォルニア大会で挑戦することが正式に決定した。海野はキャリア初のIWGP挑戦となる。

 また同大会ではSTRONG無差別級王者のエディ・キングストン(AEW)がゲイブ・キッドとの防衛戦に臨むことが決定。ノーロープ・ラストマン・スタンディングマッチとして行われ、勝敗は10カウントノックアウトのみの完全決着戦となる。