ドイツ2部ニュルンベルクのFW林大地(26)が、保有元のベルギー1部シントトロイデンに復帰する見通しとなった。

 A代表経験もある林は、21年夏に鳥栖からシントトロイデン入り。2シーズンで公式戦15ゴールを挙げた実績を買われ、今季は買い取りオプション付きの期限付きでニュルンベルクに移籍。しかしベルギーメディア「ヘット・ベラング・ファン・リンブルク」によると、ニュルンベルクは買い取りオプションを行使しないという。

 アキレス腱を痛めた影響で十分に稼働できていないことが要因だとした。ここまでリーグ戦13試合で2ゴールしか挙げておらず、1月20日以降は、出場機会がないままだ。そんな状況に同国メディア「VP」は「シントトロイデンにとって、来シーズンへ向けた思わぬ補強になるかもしれない」と指摘した。

 本人がその気ならJリーグ復帰も可能だろうが、欧州での挑戦を続行していくのだろうか。