サウジアラビア1部アルイテハドの元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(36)が、古巣のスペイン1部レアル・マドリードに〝復帰〟したと複数の海外メディアに報じられた。

 というのも、昨夏に加入したアルイテハドが1日に、Rマドリードの施設で筋肉系の負傷の治療を受けると発表。その中で「カリム・ベンゼマは、Rマドリードのクリニックで、彼の治療を行ったスペインの元主治医とともに、さらなる検査を受けている」と説明。Rマドリードと協議した結果、実現したとし、期間は1週間ほどだという。

 これを受けてカタールメディア「ビーイン・スポーツ」は「ベンゼマは1週間限定でRマドリードに復帰」と報じれば、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は「ベンゼマ、マドリードへ帰還」と伝えた。

 ベンゼマは、アルイテハドで29試合13ゴールを挙げているが、負傷の影響もあり、フル稼働できていない。過去の実績と比較しても物足りないプレーに終始しており、少なくとも2026年6月末までとなっている契約期間におけるパフォーマンスを向上させたい狙いもありそうだ。

 ベンゼマがサウジアラビアで最高のプレーを披露する日はやって来るのだろうか。