プロレスラーで大阪府和泉市議会議員のスペル・デルフィンが4日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミコン2024」(5日まで)で行われた「WRESTLING PARTY 2024 in大阪コミコン」に出演し、大阪府が先月発表した「日本国際博覧会子ども招待事業」について言及した。

 大阪府は、学校の遠足として大阪の子供たちを万博会場へ招待すると発表しており、4月には追加で万博の入場券「チケットID」を1枚配付すると発表していた。

 議員の顔を持つデルフィンは「怒ってるんですよ!」と切り出した。その理由は「大阪府が学校の遠足として子供たちを万博に連れて行くと言っていたが、先日、2回目は大阪府下の各市がチケットを購入して子供たちに渡せという指定があったんです。飲み込まないといけないので、決済はおりてますが…。1回で十分じゃないですか? 大人はどうすんねん!」と憤まんやるかたないといった様子。

 子供の付き添いとして両親や祖父母にチケットを買わせようという、万博サイドの魂胆が透けてみえる。デルフィンは「怒ってますよ。姑息なことをなんでするんだ!」と叫んだ。

 怒りを闘志に変え挑んだ試合では、道頓堀プロレス所属のプロレスラー・枚方兄さんと2point5女子プロレス所属のプロレスラー・フライングペンギンに敗れてしまったが、その雄姿で多くの観客を沸かせていた。