開幕まで約2か月半となったパリ五輪を前に、卓球女子日本代表を巡って賛否両論が巻き起こっている。

 6日に行われたサウジスマッシュ(サウジアラビア・ジッダ)の女子ダブルス1回戦で、平野美宇、張本美和(ともに木下グループ)組がリウ・ヤンズー(オーストラリア)、呉詠琳(香港)に1―3で敗戦。パリ五輪の団体戦でダブルス起用が有力視される〝みわみう〟だったが、初戦で姿を消す形となった。

 この結果に多くの卓球ファンが反応。エース・早田ひな(日本生命)の名を挙げた上で「早田、張本組、早田、平野組は残り少ない大会の中で試さないといけないと思う」「平野、張本組にこだわらずに早田のダブルスも試してみた方が良さそう」「結果出せてないし、そこのペアにこだわる必要なさそうだけどな」「ダブルスは右左かつ、同い年の早田、平野が一番やりやすくはあるだろうしね」と再考を求める声が相次いでいる。

 その一方で「ここから改善していってお互いのいいところが出るようなってほしいな」「平野、張本ペアはどこかで結果を残して欲しい。どっちもダブルスはうまいと思うから」「ダブルスはまだ隠している手もあるだろうし、五輪までにどこまで仕上げられるかすごく楽しみ」と巻き返しを願う意見も目立っている。

 平野と張本は同じ所属先で活動。かねてコンビネーションの強化に意欲を示していただけに、残り期間で悪い流れを食い止めたいところだ。