18日の青森県内は、高気圧に緩やかに覆われた影響で日中は晴れ、最高気温が三沢市で30.9度、青森市で30.3度を記録し、それぞれ今年初の真夏日になるなど、各地で気温が上がる暑い一日となった。

 青森地方気象台によると、各地の最高気温は三戸30.0度、五所川原と六ケ所29.9度、八戸29.8度、弘前29.7度など。23観測地点中3カ所が真夏日、17カ所が夏日となり、9カ所が今年の最高気温を記録。県内各消防本部によると、同日夕時点で50代と60代の男性計2人が熱中症の疑いで救急搬送された。

 同気象台の担当者によると、朝から日差しが強かったことに加え、全域に南寄りの風が吹いたことで、海沿いの地域でも海風の影響を受けにくく、気温が上がる要因になったという。

 青森市の人工海浜「あおもり駅前ビーチ」では、観光客らが記念撮影を楽しんだり、中学総体明けで休みの中学生らが、波打ち際ではだしになってはしゃいだりしていた。

 19日の県内は気圧の谷の影響で曇り、はじめは雨の降る所もあるが次第に晴れる見込み。各地の予想最高気温は弘前28度、青森とむつ27度、八戸26度、深浦25度。