【天皇賞・春登録馬】〝低調〟評価覆せるか 問われる菊花賞馬ドゥレッツァの真価 充実テーオーロイヤルらベテラン勢も虎視眈々
ドゥレッツァ(上)とテーオーロイヤル

天皇賞・春2024

[GⅠ天皇賞・春=2024年4月28日(日曜)4歳上、京都競馬場・芝外3200メートル]

 GⅠ第169回天皇賞・春(28日=京都芝外3200メートル)の登録馬が14日、発表された。

“低調”という評価を拭いたい4歳勢と、スタミナ自慢のベテラン古馬勢が相対する。主役は菊花賞馬ドゥレッツァ。金鯱賞(2着)ではプログノーシスに5馬身突き放されたが、当時はメンバー最重量の59キロ。長距離の定量戦に替わるこの舞台で真価が問われる。ダービー馬タスティエーラも電撃参戦。1番人気ながら11着に沈んだ大阪杯の雪辱を果たせるか。

 ベテラン勢はテーオーロイヤルが最右翼。ダイヤモンドS→阪神大賞典を連勝。6歳ながら充実著しい今なら楽しみは大きい。他にも、同レース3年連続2着で悲願の盾取りを誓うディープボンド、昨年3着のシルヴァーソニックなど、今年も目が離せない3分間になりそうだ。

【天皇賞・春登録馬】

著者:東スポ競馬編集部