ノースブリッジは岩田を背に鋭い伸び
ノースブリッジは岩田康を背に鋭い伸び

 28日に香港のシャティン競馬場で行われるチャンピオンズデーに出走する日本馬が17日朝、東西トレセンで国内最終追い切りを行った。美浦ではクイーンエリザベスⅡ世C(芝2000メートル)に出走のノースブリッジは、南ウッドでラスト1ハロン10・8秒の好タイムをマーク。豪快な動きを見せた。奥村武調教師は「全体が遅いからしまいはあれだけの時計が出たけど、具合は良さそう。前走は2400メートルでひっかかっていたし、距離が長かった。それでもよく頑張っていたし、香港のタフな馬場も向くと思う」と前走に続く海外遠征に手応えを見せていた。

初海外に挑むシャンパンカラー
初海外に挑むシャンパンカラー

 チャンピオンズマイル(芝1600メートル)出走のシャンパンカラーは、南ウッドで最終追いを消化。ゴール手前でステッキが3発ほど入り、6ハロン81・7ー11・1秒をマークした。田中剛調教師は「先週まで緩いところがあったので、今日はビシッと追い切りましたが、いい動きですね。上がってきてからもケロッとしていて息遣いは良かったし、順調にきています。条件は替わるけど、GⅠを勝つような強い馬だから関係なく対応してくれると思う」と初の海外挑戦にも好感触を伝えた。

著者:東スポ競馬編集部