重賞初制覇を成し遂げたツーシャドー(ゼッケン5)
重賞初制覇を成し遂げたツーシャドー(ゼッケン5)

 浦和競馬場で18日に行われたSⅢ第62回しらさぎ賞(4歳上牝馬、1400メートル)は、和田譲騎乗の2番人気ツーシャドー(牝5・小沢宏)が重賞初制覇を飾った。3番手のインから運び、直線入り口で逃げ馬に並びかけるとしぶとく脚を伸ばし抜け出した。勝ちタイムは1分27秒2(良)。

 2馬身差の2着には9番人気のサダムスキャット(牝7・稲益貴)、さらにアタマ差の3着に1番人気のジゼル(牝5・山中尊)が入った。なお、勝ち馬には7月3日のJpnⅢスパーキングレディC(川崎1600メートル)の優先出走権が与えられる。

 管理する小沢調教師にとっては、うれしい南関東重賞初制覇。「前走で行きっぷりが悪かったので今日はメンコを外しました。それがいいほうに出ましたね。浦和の重賞を取るのは夢でしたので(小沢師が管理した)母のブラックショコラにもありがとうと言いたいです」と、感無量の様子だった。

著者:東スポ競馬編集部