落馬負傷で戦列を離れていたクリストフ・ルメール(44)が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「今週末5月5日(日)東京競馬場で騎乗を再開することとなりました」と復帰を正式表明した。

 ルメールは先月31日(日本時間)、メイダン競馬場で行われたGⅠドバイターフ(芝1800メートル)で米国馬キャットニップ(セン5・スティッドハム)に騎乗。直線の残り100メートル付近で落馬し、鎖骨と肋骨を骨折に加え、肺に穴が開くケガを負っていた。その後、桜花賞のステレンボッシュ、皐月賞のレガレイラに騎乗予定だったが、それぞれモレイラ、北村宏司に乗り替わりとなった。

 ネットでは名手の早いカムバックに「ルメール鉄人かよ」「すごい回復力」と喜びとともに驚きの声が続出。同時にNHKマイルCでルメールがどの馬に乗るかについても話題が沸騰。「アスコリピチェーノほぼルメ確だろ」「どうしても乗りたい馬がいるんやな。その名はアスコリピチェーノ」など、2歳女王の名を挙げる人が多かったが、中には「アルセナールが抽選突破したらルメールが乗るのはこの馬」と予想するファンや、「ディスペランツァに乗ってほしい」などリクエストする人もいた。

著者:東スポ競馬編集部