武豊が騎乗機会３連勝で函館リーディング首位に躍り出る　「特別にいいレースができているとは思わないけど…」

　２９日の函館９Ｒ・長万部特別（３歳上１勝クラス、芝１２００メートル）で、武豊（５５＝栗東・フリー）騎乗のナムラローズマリー（牝３・羽月）が逃げ切り勝ち。同騎手は７Ｒ、８Ｒに続く３連勝で今開催の函館９勝目とし、横山武（８勝）を抜いて単独リーディングに立った（※２９日・函館１０Ｒ終了時）。

　武豊は「今日も速かったですね。最後はこの前（前走）ほど無我夢中にならなかったけど、落ち着いていた。絶体スピードが違う」と振り返り、今夏の好調ぶりについて「いい馬に乗せてもらっているし、特別にいいレースができているとは思わないけど、順調にきています」と話した。

　この日を含めて残り６日間と後半戦に入った函館開催。開幕週から〝腰を据えて〟函館で騎乗している同騎手は、来週日曜（７月７日）に小倉で騎乗する以外は函館での騎乗を予定。引き続き存在感を見せつけてくれそうだ。

著者：東スポ競馬編集部