障害者の地域作業所が多く立地する鶴ヶ峰地区で、作業所の基本情報や活動PRをまとめた冊子の改訂版がこのほど完成した。

冊子は鶴ヶ峰地区社会福祉協議会(佐藤進会長)や鶴ヶ峰地区障がい者地域作業所連絡会(新倉朋矢会長)が作成。同地区内にある11の作業所の住所や連絡先などの基本情報を記載した「作業所活動PRシート」を1冊にまとめたもの。冊子は10年前に作っており、今回は最新情報に更新した改訂版。

改訂に合わせ、各作業所で対応する障害種別、1日当たりの施設利用人数、地域とのつながり、地域のためにできること、地域に協力してほしいことなども記載された。また以前の冊子は白紙に近い素っ気ない表紙だったことなどから、今回は地区内施設の利用者に題字やイラストの作成を依頼。まどか工房の3人が担当した。

3月12日には佐藤会長らが同工房の運営するカフェを訪れ、題字「もっと知りたいもっと知って欲しい」を書いた糸井康貴さん、表紙絵を描いた大野裕司さん、裏表紙の絵を担当した高橋栄一さんに感謝状を贈った。

冊子は200冊作成。鶴ヶ峰地域ケアプラザや旭区社会福祉協議会(ぱれっと旭内)、鶴ヶ峰地区社協などで手に入れることができる。