横浜瀬谷ライオンズクラブ(LC/相澤始会長)が3月19日、ダウン症の書家として活躍する金澤翔子さんの作品を瀬谷区役所に寄贈した。

この作品は、昨年の同LC結成50周年式典で、金澤さんがパフォーマンスとして書いたもの。クラブの発展と、2027年に開かれる国際園芸博覧会を盛り上げてほしいという思いから、博覧会の「花」と躍進を意味する「翔」の字が選ばれた。今回、同LCのメンバーが「より多くの人に書画を楽しんもらいたい」と区役所への寄贈を決めた。

19日には寄贈式が区役所で開かれた。植木八千代区長は「素晴らしい作品を贈っていただき、大変ありがとうございます」と、相澤会長と金澤さんに感謝状を贈呈。相澤会長と金澤さんは「今後も地元団体の一員として博覧会を盛り上げていきたい」、「思いを込めた書いた作品をぜひ見に来てください」とそれぞれ話した。

また、当日は博覧会開催から3年前だったことを祝い、桜の挿し木体験も開かれ、クラブのメンバーと金澤さんは式典参加者と交流した。

作品は区役所3階38番窓口前のスペースで展示されている。