横浜SDGs認証制度「Y-SDGs」の第12回認証事業者が3月27日発表された。

認証事業者は54者。そのうち新規取得事業者は44者、すでに認証を取得済で上位の認証を取得したのが10者。認証期間は2024年4月から26年3月までの2年間。

最上位は区内3者目サカタのタネGS

都筑区の企業では最上位・Supreme(スプリーム)にサカタのタネグリーンサービス株式会社=仲町台=が、上位・Superior(スーペリア)にジェーピーエス製薬株式会社=東山田=が、標準・Standard(スタンダード)に有限会社神原興業=荏田東=と有限会社ロッキー化成=折本町=が認証された。サカタのタネGS、ジェーピーエス製薬は上位認証へのランクアップ、神原興業とロッキー化成は初認証。

都筑区の事業所で最上位に認証されたのは、重田建設企業株式会社=荏田南=、京セラ株式会社横浜事業所=加賀原=に次いで3者目。重田建設企業は第9回(23年4月〜25年3月)、京セラは第10回(23年8月〜25年7月)で認証されている。

「Y-SDGs」は、横浜市がヨコハマSDGsデザインセンターと連携し、SDGs達成に取り組む事業者を認証する制度。環境、社会、ガバナンス、地域の4つの分野、30項目で評価を実施し、各評価項目における取組状況によって、最上位・スプリーム、上位・スーペリア、標準・スタンダードの3つの区分で認証される。認証の募集は年に3回ほど行われる。2020年度にスタートし、今回の第12回までで認証事業者は718者となった。認証を受けると、市のホームページで取り組みがPRされたり、市の落札方式の発注工事入札の際、加点されたりといったメリットがある。

期間中であればランクアップ申請が可能で、サカタのタネGS、ジェーピーエス製薬はともに第6回(22年4月〜24年3月)でそれぞれスプリーム、スタンダードで認証されていた。