元町厳島神社は御動座90年記念事業として、社殿の修繕工事を計画。地域や企業から協賛金を募っている。

同神社は関東大震災で倒壊焼失し、現在の場所に移転。1933年、社殿の竣工をもって正式遷座となった。横浜大空襲で再び社殿を焼失。51年に本殿を、61年に拝殿を再建し今に至る。

2019年9月の台風で、拝殿銅板屋根が損傷。その際に行われた現地調査で内部の部材が経年劣化により大規模な修繕工事が必要とされていた。23年に御動座90年を迎えたことで、記念事業として工事をすることに。発起人代表を務める杉島和三郎さんは「これまで地域住民や企業の寄進で造営・整備がされてきた歴史を鑑み、ぜひご協力いただきたい」と呼びかける。問い合わせは同神社社務所【電話】045・681・8087(土・日・祝休み)。