(公財)横浜観光コンベンション・ビューローは4月22日、「(公財)横浜市観光協会」に名称を変更した。同日に行われた事業概要発表会では、新たなコーポレートロゴや行動指針を示したタグラインを発表した。

同法人は1988年に財団法人横浜コンベンション・ビューローを設立し、2011年に公益財団化した。その後、22年度に観光庁の登録DMO(観光地域づくり法人)となり、横浜の観光まちづくりを担ってきた。その活動をより分かりやすく伝えていくため、今回の組織名称の変更に至った。

今後、さらなる横浜の発展を目指し、訪れる人々、地域に住む人々が新たな発見と出会いに感動する「上質」で「洗練」されたブランディングによる「観光まちづくり」を推進していく。

新設されたタグラインは「Bay.YourSide」。「ByYourSide(あなたの横に)」という英語から派生し、あなたのBay(浜)として、横浜を身近に感じてもらいたいとの思いが込められた。

23年6月に同法人の理事長に就任した岡田伸浩さんは「これまで以上に視野を広く活動の範囲を広げ、多様な業種、業態の事業者の皆様と連携することが重要」と述べた。

24年度の重点取組として、新たな観光スタイル「特別な日を過ごす街・横浜」を掲げ、花火の打ち上げなどのイベントや式場と連携したコンテンツの充実化、多彩な音楽施設が立地する環境を生かしたイベントの開催前後で街を楽しめる仕組みづくりをなどを進めていくという。