横浜橋通商店街で4月23日、北海道石狩市の市立浜益中学校の3年生が地元の特産品の販売を行った。

同校の修学旅行の体験活動の一環として、昨年に続いて実施。参加したのは3年生全員の5人で、生ホタテや冷凍タコ足などの産品を販売し、多くの客が次々と直産品を買い求めていた。

生徒の小田圭織さんは、「商店街を初めて訪れたが、とてもにぎやか」と話し、積極的に声をかけて販売していた。生徒に同行した細田幸男校長は、浜益のPR活動を通して、「生徒にはいろいろな人とコミュニケーションを取ることで、社会性を身に付けてほしい」と話した。

同商店街は、前日も修学旅行で横浜を訪れた小樽市の中学生による販売体験を受け入れていた。今後も子どもに活動の場を提供しながら、商店街活性化を図っていく。