東海岸南一丁目自治会(丸山泰会長)は4月20日、「津波一時退避場所」に指定されている茅ヶ崎公園体験学習センターうみかぜテラスで避難・誘導方法と経路を確認した。能登半島地震を受けて企画され、同センターで住民を交えて現地確認を行ったのは初めて。

前半は、市防災対策課の職員が津波警報時の取るべき行動について解説。また、「各所に指定されている津波一時退避場所は災害時、倒壊していたり、人が殺到している場合がある。1カ所に決め打ちをせず、数カ所を想定すべき」とアドバイスした。

後半は屋外に移動し、夜間や休館日に備えて、避難階段を使って建物内や屋上に入る方法をレクチャーした。

丸山会長は「災害時は地域が率先して、住民の皆さんを退避場所へ誘導する必要があるため、その方法や経路を実際に確認できて良かった」と語った。