座間市大凧まつりが5月4(土)・5日(日)午前10時から午後4時まで、座架依橋上流の相模川グラウンドで開催される。ビル4階分の大きさ、100畳分にあたる縦横13mの大凧(重さ1t)が揚げられる。

座間の大凧は江戸時代後期から200年以上の歴史がある行事で、男児の初節句や成長を願う「祝い凧」として始まった。明治期に現在の大きさになり、1991年に国の選択無形民俗文化財に指定されている。

今年の凧の文字は公募の27作品から選ばれた「輝龍」(こうりゅう)。「今年の干支である龍が、光り輝きながら空を駆けるように、力強く美しい様子」を表現した。

4日(土)は午前9時に開会式と昼花火、午前11時と午後1時に第721米陸軍グアム州兵軍楽隊演奏、午前11時半から午後4時まで大凧・中凧掲揚。5日(日)は午前11時から午後3時まで大凧・中凧の掲揚、午前11時と午後1時に在日米陸軍軍楽隊演奏、午後3時半から大凧お焚き上げ。

会場のグラウンドまでは公共交通の利用を。厚木市からは関口中央交差点(神奈中・関口バス停近く)から1Kmほど東にあり、座架依橋を渡って会場に行ける。電車の場合は小田急で相武台前へ。駅からシャトルバスで約20分。相模線相武台下駅からは徒歩約20分。臨時駐輪場(二輪車用)もある。詳しくは座間市公式ページ「座間大凧まつり」検索を。

相模原市でも4会場で開催

この2日間は上流の相模原市の新磯地区(4会場)でも「相模の大凧まつり」が開催される。

新戸会場・勝坂会場の新戸スポーツ広場はJR相模線「相武台下駅」から徒歩15分。下磯部会場は磯部頭首工の下流で「相武台下駅」から徒歩20分。上磯部会場は三段の滝下広場で相模線「下溝駅」から徒歩5分。

午前10時から午後4時まで。公共交通機関の利用が望ましい。詳細は観光協会公式HP「相模の大凧まつり」で検索を。