新緑が美しいシーズンは各家庭での草むしりも忙しくなる季節。厚木市では、むしった雑草や剪定枝は45リットルのポリ袋で1袋に満たない場合に燃やすごみとして出せるが、資源再生センター(飯山南)に連絡すると、資源として戸別収集してもらえる。

収集した草木は手作業で袋を開き、容器包装などの異物をチェックして、たい肥などにしており、令和3年度は2730トンがたい肥などに再生した。

厚木市は、2009年度に一般廃棄物処理基本計画を策定。地球温暖化の防止など環境に負担をかけないため、剪定枝や落葉などを堆肥化してリサイクルすることを決めた。それまでは焼却処分していたが、公益財団法人・厚木市環境みどり公社では計画の理念に沿って堆肥を事業化。回収、堆肥化は専門業者に委託する形で、2020年度から販売している。

あゆコロちゃんのイラストが入った「緑のリサイクルたい肥」は市内で購入できる。土壌改良材として土に対して2〜3割程度の量を混ぜて使う。5kgが税込220円、10kgが税込390円。(公財)厚木市環境みどり公社事務所(厚木市長谷)、厚木市森林組合(七沢)、厚木市農協グリーンセンター(5月6日まで及川。15日から三田)で販売している。