静岡県牧之原市で40代の男性がSNS型の投資詐欺の被害に遭い、現金およそ700万円をだまし取られました。

 警察によりますと、SNS型投資詐欺の被害に遭ったのは、牧之原市に住む会社員の40代の男性です。

 投資に興味があった男性は2024年4月中旬、2023年12月上旬にインターネット広告から投資アプリをダウンロードしたところ、SNSを通じて知り合った人物から振込みを指示されました。

 男性は5月上旬までの間に、指定された個人名義の口座に、複数回に渡り現金およそ700万円を振り込んだということです。

 投資額と利益が反映されるチャートが示されていて、男性がお金を引き出そうとしたところ出金ができなかったため警察に被害届を出しました。

 インターネット広告には「FX業者の中でもっとも満足度の高い業者です」「資金は入金額だけでなく利益額を含めた金額が完全に管理されている」などと記載されていたということです。

 SNS型の投資詐欺を巡っては警察は「『必ず儲かる』は詐欺」「個人口座へ正規な投資でお金を振り込むことは絶対にない」と注意を呼びかけています。

牧之原警察署