第57回日本女子ソフトボールリーグの第1節が4月20日・21日、石川県金沢市専光寺ソフトボール場で開催された。

厚木市を拠点に同リーグに所属する厚木SCは、今シーズンから大場彩香選手が監督に就任。プレイングマネージャーとして指揮を執る。

20日の「プラチナセクション」の第1節第1日第1試合でペヤングと対戦した。

2回表に8番柚原菜々穂選手の2塁打と1番小山優理選手の3塁打で先制。終盤6回に連打と連続四球で待望の2点目を挙げると、4番辻あさひ選手の犠牲フライで追加点。守っては先発古屋英恵投手が被安打3の好投、古本緋里投手につなぎ、3対0の完封勝利で大場監督のリーグ戦初陣を飾った。

翌21日に行われた第2日第1試合では、前年度3位のVONDS市原と対戦。

先発の古屋投手が初回に1点、2回に2点を失う苦しい立ち上がり。一方厚木SCは2回裏に8番柚原選手のタイムリー2塁打で1点を返すと、5回裏には4番江口奈那選手のタイムリーヒットで1点差に。さらに6回裏には9番八黄地麻衣選手と1番小山選手の連続タイムリーが出て逆転に成功。古屋投手は7本の長短打を浴びながらも粘り強い投球で投げ切り、完投勝利を飾った。

この結果、厚木SCは開幕2連勝と絶好のスタートを切った。