相模原麻溝公園(麻溝台2317の1)の大花壇に富士山が出現している。

モチーフになったのは葛飾北斎の冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」。相模原市の伝説の巨人「でいらぼっち」が富士山を背負って運んだことにちなんで、公園からも富士山が見えるようにと今回の企画に至ったという。

ペチュニアやコリウス、サルビアの色とりどりの計5160ポットが植えられている。同公園所長の籔内久士さんは「波の動きがよく見えるように表現した」というこだわりから、園内にあるタワーからの眺めをおすすめする。

毎日散歩で通るという女性(相模台在住)は、「素敵な花壇。何が植えられているか楽しみに見ている」と話した。同アートは5月中が見頃という。