「明八(めいはち)」の愛称で知られる戸吹町の明治大学付属中野八王子中学・高等学校が、4月1日に学校名を改称した。「中野」を取り、「明治大学付属八王子中学・高等学校」に。その理由を林健司校長に聞いた。

明治大学の附属校は3校、それぞれ中野区、調布市、八王子市にある。そのうち戸吹町にある同校と中野区にある学校は運営が同じ「学校法人中野学園」で、先に中野区に開校した際、地名から「中野学園」と法人名を名付けたという。その後1984年に戸吹町でも開校する際、法人名を入れた学校名にしたが、「校名が長いのと、地名と勘違いされることがあった」(林校長)という。

愛称変わらず

今年創立40周年を迎えた同校。記念事業として、校名を改称する計画を3年ほど前から進めていた。林校長は「名前が変わっても、『明八』の愛称は変わらない。引き続き、地域の皆さまにもこの愛称で親しんでもらいたい」と呼びかけた。