花畑をつくりたい―。そんな子どもたちの思いにこたえようと、ハマロード・サポーター「マチニオンガエシ能見台」(鈴木誠一代表)とアイン能見台駅前保育園(本間章子園長)が5月14日、同区堀口交差点近くの植樹帯で花の種まきを行った。

同園には園庭がなく、プランターで野菜などを育ててきたが、昨年「お花畑プロジェクト」を発足。園の職員が清掃活動に参加する中で、同団体とともに堀口交差点から高速道路の入り口に向かう道の約50mの植樹帯の一角に花畑をつくることになった。

同団体は園児と活動するため、昨年9月から土中のがれきやガラスの破片などの危険物処理や土壌改良から開始。土壌改良のための黒土やたい肥、花の種は鈴木代表の知人から寄付された。

当日は5歳児クラスの12人が参加。金魚草やポピー、ナデシコなど7種類、計約800粒の種をまいた。本間園長は「保護者も通る場所に花畑をつくれてうれしい。地域の人と子どもを育てていけたら」と話していた。